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    2013年に東京理科大学理学部物理学で学士号を取得し、2018年に東京大学総合文化研究科から博士号(学術)を取得。2018年から2020年まで、スタンフォード大学の応用物理学科でJSPS海外特別研究員として勤務。現在は、スタンフォード大学のGeballe先端材料研究所に上級研究員として自身の研究と学生の指導を行っている。 

非従来型超伝導体や空間反転対称性が破れた磁性体を中心とした実験物性物理学を研究。特に、磁性体におけるスピン動力学の探求や、トポロジカル超伝導体におけるカイラルエッジ電流について研究。これまでの業績には、キラル強磁性体における非相反マグノン伝播の観測、マルチフェロ物質における非相反マイクロ波伝播の先駆的な電磁気的制御、カイラル超伝導体の候補における局所超伝導状態と固有磁性の観測、多バンド超伝導体における非量子化渦糸の観測、量子揺らぎに関係した異常な超流動密度の観測が含まれる。 

日本学術振興会海外特別研究員フェローシップ(2018年)、Journal of Physics Society of Japan Papers of Editors' Choice (2017年)、日本学術振興会特別研究員DC2フェローシップ(2016年)、および東京大学総合文化研究科広域科学専攻奨励賞(2015年)などの賞を受賞。2022年にスタンフォード大学日本人研究者の会(JASS)を設立。2024年にUJAに加入しCommunity Launching Supportを立ち上げProject Leaderを務める。

最近のNews

Yale UniversityのYu Heグループが主催するInformal Seminarにて「Anomalous superfluid density in quasi-2D superconductors Pd$_x$ErTe$_3$」に関するセミナーを行いました。

[受賞]UJA論文賞2024

2024年05月11日

海外日本人研究者ネットワークUJAが主催するUJA論文賞2024の物理学分野で論文賞を受賞させて頂きました。本日行われた授賞式では、受賞講演も行いました。

2024年3月6日、アメリカ合衆国ミネアポリスで行われたAmerican Physical Society March Meeting 2024のセッション「Novel Phenomena in Multiorbital Superconductors」において、最近我々が観測した温度依存した非量子化渦糸について招待講演を行いました。また、同日にCaSb$_2$における渦糸のクラスター形成とその動的応答の直接観測についての一般講演を行いました。これに加えて初日のセッション「Emerging Superconductors and Topological Materials」にて座長を務めました。

ECCが主催するウェブセミナーに講演者として招待され、以下のタイトルで講演を行いました。"子どもの可能性をつぶさない!数学嫌いにならない子どもに育てるには?"

2023年10月11日に行われたtsung-Dao Lee Institute Quantum Seminarにゲストスピーカーとして招待され最近我々が発見した温度依存した非量子化渦糸について講演しました。発表内容は最近Scienceに発表したものと同様です。

連絡先

井口 雄介, 博士(学術)
yiguchi(at)stanford.edu


Senior Research Scientist
Geballe Laboratory for Advanced Materials at Stanford University

Co-Founder & Organizer
スタンフォード大学日本人研究者の会
Japanese Academic Seminars at Stanford (JASS)

Co-Founder & Organizer
Girls Who Code in Japanese
(教材へのリンク)

Project Leader
Community Launching Support,
WG10, 一般社団法人 海外日本人研究者ネットワーク(UJA)

過去のNewsはこちらです。

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