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２０１８年３月に東京大学総合文化研究科で博士号を取得し、この４月からアメリカのスタンフォード大学のMolerグループでポスドクとして働き始めました。

これまでは、強誘電磁性体であるマルチフェロイクスにおける磁気共鳴（マグノン励起）に関連したマイクロ波応答の研究をしていましたが、ここでは走査型SQUID顕微鏡という特殊な磁気プローブを利用した非従来型超伝導の研究を行っています。まだ、測定試料の手配をしたり、新しい無冷媒He3冷凍機の立ち上げなどを学生と一緒に行っている段階ですが、これまでとは全て異なる環境で日々刺激を受けています。